なまらせからしか(多様性への寛容)

産経新聞にこのような記事。
“方言ブーム”とです。 響き新鮮、想像する楽しみ

引用
「なまら(北海道)せからしか(九州地方)=とてもわずらわしい」など各地の方言を混ぜたり、会話中の言葉や語尾だけを方言にしたりと、使い方はさまざまだ。
引用終わり

ココリコミラクルタイプでも、各地の方言でケンカするネタがあります。
異文化コミュニケーションについてこだわりのある人間としてはいろいろな事を考えるわけです。

Slang(俗語)は仲間同士でのみ通用する隠語を使う事で、仲間意識の強化と同時に仲間以外を排他する作用がある。
日本という単文化国家と考えられてきた(今まで一度もそうだった事はないのですが)国が、今急速に本当の多文化国家となりつつある印の一つとして歓迎したいが、それぞれの文化が他の文化を許容しなければ細分化と横の連携の低下が生まれるので、それはむしろ危険な事と考えなければならない。

お互いが自らの文化を尊重するように他の文化も尊重すれば全てはうまく行くのですが。

まあ女子高生は単に言葉遊びとして楽しんでいるだけなんでしょうけど。