Kyoto WONCAにむけて

いよいよ明日からKyoto WONCA. WONCAについては最近の医学界新聞の記事を参考にされたい。日本のプライマリケア関連の3学会も同時開催される。この事も日本のプライマリケアにとっては大きなステップ。明日は公には大きな行事はないが、学会の運営委員会などがあるので、今日の午後から出発。
月曜日の午前にWONCAの英語でのポスター発表5件分の座長の命を受けているためその準備。座長が準備が必要かと思うかも知れないが、発表者の引き立て役なので、自分が目立たずに発表者を引き立てる衣装の選択(といっても男はシャツとネクタイの選択だけだが)、また、誰からも質問がなく、時間に余裕がある場合は、座長がコメントや質問をするが(しなくても良いのだが)、あまりにも的外れな質問をしないように抄録を読んで、topicについてそれなりの予習をしておくこと。(今回は思春期のやせ、肥満とメンタルヘルス、末期パーキンソン病の嚥下障害、community health nurse の役割、看護師ー患者関係、骨粗鬆症の頻度。幅広い分野もプライマリケアならでは)
今回はそれに追加してWONCA(世界家庭医会議)ということもあり発表者が台湾、日本、イラン2件、スロベニア
それらの国(最低限場所だけでも)とその国のヘルスケアについてWHO(世界保険機関)のサイトにて簡単に予習。(医療はやはりcontextが大事なのです)。当日は発表者の許可があれば、私からのサービスとしてこのページの印刷をポスターの隅にはらせていただこうかと考えている。ショックだったのはWHOのページに台湾がなかった事。まだ国際的には独立国として認められていないという事実(?)を再認識。先日台湾の前総裁が日本に来たときも中国がかなり怒っていた。靖国問題でも中国は引き続きご立腹中。政治というか、人間関係はほんとに難しいと思う。何十年も恨みを引っ張ったりする。
肥満の事で健康日本21のHPなどを見ていて(日本での頻度なども知っておかなければならぬのです)、思わぬページを見つけるなどnet surfingの効用も。(どこかは内緒)
会期中もネットにつながって、時間があれば報告をしたい。(といってもいつもなかなか出来ないが)