WONCA1日目?

今日はWONCA(世界家庭医集会)1日目といっても参加登録と、夜のwelcomeパーティーのみ。個人的には家庭医療学会の運営委員会と日本プライマリケア学会の総会があったので、そのために会場へ。午前中はフリーだったので趣味の活動に関係したショップへ。しかし12時開店という事で目的達成ならず。無駄足。12時から家庭医療学会運営委員会。NPO法人化に向けての議論。個人的にはなぜNPO化の必要があるかはまだ完全に理解できていないが、その結果よりきちんとした社会責任が生じたり、事業計画をきちんと立てたりしなければ行けないのは良い事と思う。(総会で一般の会員が理解出来るか心配)いろいろと発言したが、一個人としての自分の意見を尊重してもらえるのはうれしい。京都国際会議場のデザインはなかなか奇抜というか。好き嫌いは意見が分かれそうだが、日本の古い建築をモチーフにしている。3時からプライマリケア学会総会。自分の所属している学会が何を考えてどういう運営をしているかに興味を持つ事は重要。「政治は大切」というと聞こえが悪いが、やっぱりトップの決定一つで団体の向かう方法が良くも悪くもなるので、自分が影響力があるわけではないが、なるべく気にしていたい。結果的には報告、承認事項が大半だったが、ある方の発言で「この事は議事録からは外してくださいますか」という前置きで、彼のよく知る人数名がやはり「家庭医療学会が家庭医専門医をすると困る」「プライマリケア学会が家庭医専門医を作ると困る」と明確にいっているとのこと。プライマリケア関連3団体が足並みをそろえる方向にあるので、良い方向に進んでいるが、最後のとりでの医師会をどう切り崩すかは慎重にやる必要がある。個人的には医師会のやっている事はまじめな事が多いし、目指している事も同じなので、できれば協力していきたいのであるが。
関連3学会といえば、家庭医療学会の運営委員会で「総合診療医学会は来年は一緒にやるんですかね」とはっきりしないコメントであったが、その場で、「出来れば一緒の方向で」と家庭医療学会としての要望が出て、プライマリケア学会の総会では(その直前に総合診療医学会の運営委員会があったようで)「総合診療医学会も一緒に開催(ただし、年次総会ではなく、2番目に大きなものを一緒に)」ということで、うまく妥協案が見つけられたようで良かった。
5時からwelcomeパーティーだったが、余分に参加費が必要だった事と、家族サービスが出来るのは今日ぐらいしかなかったので、前もって調べていたレストラン京都祇園 ぶどうの蔵へ。実はグラスワインを何種類も(安物ではないもので)出す店は、どこの街でもなかなかない。京都でも調べると3−4件しかない。実際ワインは当たりは少なかったが(嫁さんと2人で、白2種、赤2種。当たりは嫁さんの飲んだcolumbia wineryのシラー)、料理がとんでもなくおいしかった。新京都風フレンチという感じで日本の素材を多く使って、だしの味が良く出たフレンチ?とってもとってもおいしかった。いちばん安いコースで一人3000円。
大満足でした。(ちなみにボトルワインはすごく種類がありましたが5桁のものが中心でした!)
いよいよ明日はWONCA本番、土日だけなので、あっという間に終わるんだろうな。