救急当直の指導

昨夜は5月から始まった、初期研修医の当直帯の指導医。今まで内科当直だけだったのを、外科系も一緒に診るようになった。(その分、指導に入る事の出来る指導医の数が極端に限定された。大半は家庭医の医師と救急の医師。やはりこういう仕事はgeneralistでなければ出来ない。)肘内障や、肩の外傷なども久しぶりに診た。英語ではbread & butterというが(日常ごく普通の事という意味)やっぱり診る疾患のバラエティが多いと楽しい。acuteもchronicも、大人も子供も。病気や訴えの種類にこだわらず。何でも見るのが楽しくて自分は家庭医になったんだと昔の自分を思い出した。できる限り「出来ません」といわずに目の前の患者さんのニーズに対応できる。やっぱりこのやりがいは何物にも代えがたい。  
初期研修医の初期対応の研修が充実してくれば、専門としてプライマリケアに従事する家庭医の研修はさらにレベルの高いものを目指さなくてはならない。

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