今の「医師としての私」を作った人たち

明日(今日)からの私主催の指導医養成セミナー準備追い込み中。夜中1人でまとまった時間にやるので、こういうときに限って、blogが進む・・・・・・・昨日Dr.Mが自分のNarrative sideを伸ばしてくれた、と書いたついでに、現在の医師としての自分の思考様…

家庭医の42年後のリタイア

自分が指導医としてのトレーニングを受けたFaculty Development Fellowshipのdirector, Dr. Joel H. Merensteinが42年間の家庭医としてのキャリアを終える。そのstoryがピッツバーグの地元紙Pittsburgh Post Gazetteに掲載された。(現在Shadyside Hospに…

予防接種についての6つの誤解

日本のワクチン行政のひどさには驚くが、一般の人たちの認識も積極的なワクチン推進活動の生涯になっていることがある。米国CDCが、子供のワクチンを打っている医療従事者向けに、子供の親への説明方法としてよくある誤解への説明方法の文書を作成したものが…

アクセス 1000hit 達成!!

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医学生Blogランキング こんなサイトもあるのねー。医学生のblogがなんと多いことか。彼等はまさにあっちからこっちへの川を渡りつつある人たちで、その最中の景色の変化という貴重な、貴重な体験をつづっている。 個人的にはここの全部のblogに家庭医の宣伝…

後期研修のkeyword

初期研修必修化元年の研修医が来年春初めて2年間の初期研修を終える。それに伴い、現在各研修病院は後期研修のプログラム作りに大忙しである。最初から後期研修を主眼としてやってきたため、すでにプログラムも出来ており家庭医診療科は例年通りの宣伝活動と…

モラルの重要性

「7つの習慣」で有名なS. Coveyの本 Principle centered leadershipのaudio book版で彼が引用していた誰かの言葉。(英語聞き取りのため細かい表現は不正確と思いますが)"when morale is sufficient, law in unnecessray. When morale is insufficient, la…

農村医学研究会

今日は夕方から日本医科大学の学生と、聖路加看護大学の学生とで活動している農村医学研究会に招かれて(おしかけて?)講演。無医地区の人たちに学生の立場で何が出来るか、について話を。実はまだ話がまとまっていない。おそらくPrimary Health Careを中心…

Intel inside mac

ちょっとショックな話題。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/07/news007.html何だか孤軍奮闘のminorityが結局、大勢に負けたような、魂を売ったような。複雑な気分です。それで良いほうに向かうから、という理由なのだけれど。macが安くなるのを…

長かったが、ようやくはてなダイアリー市民になった。これで本当の家庭医語録の作成に取り掛かれる。

請うご期待

救急当直の指導

昨夜は5月から始まった、初期研修医の当直帯の指導医。今まで内科当直だけだったのを、外科系も一緒に診るようになった。(その分、指導に入る事の出来る指導医の数が極端に限定された。大半は家庭医の医師と救急の医師。やはりこういう仕事はgeneralistで…

今朝子供が鼻水。ブドウ味の鼻水止めシロップを味を知らせずに飲ませる。

「どんな味?」と聞くとしばらく考えて。 「ワインみたい」と。まいった。飲んだ事あるんか?「人間は自分が経験したものの範疇でしか世界を理解できない」 学習理論の原則。うちの子供にとって、紫色のああいうにおいの液体といえば、ブドウジュースではな…

とりあえずひとこと(Kyoto WONCA)

まだpost conference workshopが進行中であるが、自分はもう帰ってきたし、レジデントと報告会もやったので、終了気分。とりあえず一言だけ。やっぱり日本人の英語はちょっと情けなかった。(少なくとも私が参加したワークショップやシンポでの発表の人の多…

朝日新聞 家庭医 リターンマッチ

昨日5/27朝日新聞の朝刊1面に家庭医の記事「良医めざして」というシリーズの第1回目。 本文そのものはネットでは見れなかった(有料)見出しだけ >(良医めざして:1)家庭医 臓器でなく患者診る関連のネットの記事はとりあえず個人のblogのみ ここ前…

WONCA1日目?

今日はWONCA(世界家庭医集会)1日目といっても参加登録と、夜のwelcomeパーティーのみ。個人的には家庭医療学会の運営委員会と日本プライマリケア学会の総会があったので、そのために会場へ。午前中はフリーだったので趣味の活動に関係したショップへ。し…

Kyoto WONCAにむけて

いよいよ明日からKyoto WONCA. WONCAについては最近の医学界新聞の記事を参考にされたい。日本のプライマリケア関連の3学会も同時開催される。この事も日本のプライマリケアにとっては大きなステップ。明日は公には大きな行事はないが、学会の運営委員会な…

Top ten medical tests you need

Family-Lというメーリングリスト(STFMの主催するacademic family physicianのメーリングリスト。英語ではMLのことをlistserveと呼びます)でちょっと話題になっている(あきれて)Forbesというアメリカのビジネスエグゼクティブの読む雑誌の記事。 MLのメン…

落花生のころがるさきはオーストラリア

沖繩時代の大切な同志のオーストラリア留学(移住?)に向けたHP落花生のころがるさきはオーストラリア便乗して僕も移住してしまおうか・・・・・・・・

うーん

週末の大半がHPの作成でつぶれてしまった。それはそれでかなりproductiveだったのだが、それで良かったのか、結局は逃避行動なのか・・・・・・・・・・・(原稿、WSの準備、メールの返事、看護学校の試験問題作成、事業報告など締め切りのある用事が山積み)…

家庭医のコーディネートでより安く,より健康に

Yahooヘルスケアより。著作権の問題があるので最初の段落だけの引用にします。 ーーー以下引用ーーーーー 健康管理を家庭医に依頼している人は,より健康で医療費も抑えられ,また患者の健康管理をする家庭医は医療訴訟で訴えられることが少ない,という2つの研…

STFM 2005 まとめ

まとめ いきなりまとめが先になってしまいますが、途中で途切れる可能性があるので、先に総まとめと感想を。いつもSTFMに行って思うのは、同じ時間帯に複数の行きたいセッションがあるぐらいセッションの数が多い事(18セッションぐらいが同時進行です)。…

STFM 2005

今回は日本での家庭医療学会の学生、研修医部会の活動である、夏期セミナーについて、アメリカの皆さんにも知ってもらう、という発表(ポスター)の目的でSTFM: the Society of Teachers of Family Medicine に来ています。その言い出しっぺのD.Y.氏が(アメ…

STFM年次総会

STFM Society of Teachers of Family Medicineの年次総会参加のため渡米してアトランタで乗り継ぎ待ちに書いています。相変わらず入国手続きは慣れません。どこでもネットにつながるのは本当に便利な世の中になりました。つながるタイミングごとに書き込みを…

朝日新聞/H家庭医療学センターなどなど

H家庭医療学センター所長のK氏の大学時代の同期と称する医師のコメント。こちら 彼への個人攻撃をするつもりはないが、気になった事だけ(なぜ気になったかといいうと、彼独自のコメントというより非常によくあるコメントであるにも関わらず、なかなか文面に…

相互評価

読売新聞連載中の教育ルネサンスからどこかで聞いたようなとり組みですよね??現在取り組み中の指導医養成コース(HANDS-FDF)でも最初にpowerpointの使い方、と称して医学とは関係のないテーマで3分発表を行い、フィードバックをへて、翌日に改善したものを…

HANDS-FDF(指導医養成)

ようやく念願であった指導医養成セミナーの第1回を先週末に実施、無事終了する事ができた。 おととしに1カ月版(選択研修として)で1名、昨年6カ月滞在型として2名を対象に指導医養成を行い、そのノウハウを踏まえて今回の形式となった。HANDS-FDFはHome an…

家庭医療学会による認定制度(3)

学会として公式の発表あり。朝日新聞報道について(緊急のお知らせ)詳細は記せないが、一応、情報源となる人は「あくまで個人の意見として」述べたようであるが、報道の時点で、ああいう表現になったようである。 最終的には、 2.報道は事実無根だった 2…

家庭医療学会による認定制度(2)

三役に事実関係の問い合わせメールをしてから約90分後(19:52)、三役の一人より、「単独である」とだけ返信あり。 誰かはまだ明らかにされていない。個人的に面識のある朝日新聞編集委員のIさんにも問い合わせ。学会としてのフライングでなかった事…

家庭医療学会による認定制度

本日付けの朝日新聞の一面に家庭医療学会の認定制度について、記事が掲載されたようである。速報 もしくは 医療 記事の本文について(引用) >同学会は家庭医の先進国・英国の学会と連携し(中略)考えだ。 >認定は、(中略)H家庭医療学センターを手本に…

バランス感覚

表題の話題、というより、トラックバックの練習のために作っていますが、それなりに意味のある内容をと、と思いましたので、HajさんのBlogから。医学教育の視点から見たときに、この事例は非常に良いdiscussionのタネとする事ができます。一つは教育の現場に…